【開催報告】好評、満席にて終了!3月イベント|ホテルで「えび」の陸上養殖⁉施設見学とエサやり体験、くるまえび釣り&試食付き!

ホテル三日月で取り組まれている「えび」の陸上養殖を親子で見学!
「えびにエサやり」や「くるまえび釣り」という他にない体験も!
龍宮城スパホテル三日月(千葉県木更津市)では、敷地内の養殖施設で「くるまえび」と「バナメイエビ」を育てています!
陸上養殖という新しい産業・仕事に親子で触れられるイベントを春休みの3月28日(金)、29日(土)に株式会社ホテル三日月、三日月物産株式会社、株式会社SHAPE、ステラナ企画の共催にて開催しました。3回開催のうち2回満席、好評にて終了いたしました。
施設見学とえびの生育、養殖のお話。SDGsって知っている?


「養殖は知っている!」「陸上養殖は聞いたことがない」
子どもたちは集中して、説明を聞き、知っていることや自分の考えを発表してくれました!
稚魚ではなくて「稚えび」、えびの赤ちゃんの観察
数ミリの小さなえびの赤ちゃん。3~4か月で10~20cm程と、10倍以上も大きくなります!水槽には脱皮した跡も(抜け殻⁈)…気づくかな⁇
「えびがエサを持っている!」「エサを食べてくれた!」大人気の「えびにエサやり」


観察用の水槽にいるえびたちにエサをあげます。
「エサを持って食べている!」えびの食事の様子に声を上げる子どもたち、だけでなく大人も夢中に!
本水槽ではエサやりのタイミングが合えば、エサを食べにくるえびを見ることができるかもしれません。※大きさは時期によって異なります。3月は小さな赤ちゃんでした🦐
えび釣りに挑戦!「くるまえび」釣れるかな?!子どもたちの方が上手?!

えびのエサやり体験が終わるとその後は自由解散です。さらに施設を見学したり、えびを観察したい場合、聞きたいことがある場合も残ることも可能です。(各回+30分)
「これは何の機械?」装置や設備に関する質問も挙がりました。えびの陸上養殖に触れる機会はあまりないので是非この機会に見て聞いて、触れてみてください。
解散したら、お祭りランドに!(駐車場は別です。無料券をお渡しします)「えび釣り」は、イベント当日の10時~12時または13時~17時に体験ください。同じ建物内にレストランや売店があるため、お昼休憩をとることもできます。
えびつり体験はお一人、1匹。元気なえびを釣るのはなかなか難しい…子どもの方が上手なことも!
ぜひ挑戦してみてください!釣ったえびはその場で素揚げにしてお召し上がりいただけます。
参加者の声
「とっても楽しかった!ホテルでこんな体験できるの最高!」というお声を保護者のお母さまより頂きました。宿泊しておりホテルのお部屋より来られたそうです。えびを飼っていたことがあり飼育に興味があった、というお声も頂きました。
また、装置や器具には大人の参加者からも質問を頂きました。例えば、観賞用の水槽に入っているメモリ付きの計りーこれは塩分濃度の目安がわかるそうです。塩分が濃いと浮力が強くなるという性質を利用しているというアナログの仕様のもの。一方、温度や溶存酸素はセンサーや機械管理で生育環境は常にモニタリング。
「とても貴重な機会でした。ありがとうございました。」「初めて会った子ども同士で話していてかわいかったです。」というお声も頂きました。
見学時に観察しやすいようにアクアリウム水槽のえびにエサをあげますが、高い位置にあるため小さいお子様は難しいかと心配していましたが、めいいっぱい手を伸ばしてあげていました。
「子どもにとっても楽しいけど、大人にとっても面白い」というお声も。
えびの飼育環境が見学できるのも、陸上養殖ならでは。数ミリのえびの赤ちゃんも、えびの脱皮による抜け殻も、えびが食事をする様子も、子どもだけでなく大人も初めて見るのではないでしょうか?!
えびの成長は早く、今回の数ミリの稚えびも数か月で大きくなるようです。次回のイベントは5月。その頃にはどれくらいの大きさになっているのでしょう。
えびの陸上養殖と次回について
えびの陸上養殖は、まだ新しい産業ですが、食糧自給率の向上が期待されています。また、水産業の課題として挙げられる、水産資源の減少や高齢化や人手不足といった労働力の減少においても対策となることが期待されています。さらに、こちらの飼育環境では、水質改善剤や薬剤などを使っておらず、安心・安全な環境を作り、海の自然も守ることに寄与。食育の一環としても、子どもたちにとって“知る機会”や“触れる機会”となれば嬉しいです。
次回は、5月10日(土)11日(日)開催(イベント開催!ホテルで「えび」の陸上養殖⁉施設見学とエサやり体験、くるまえび釣り&試食付き!)。是非、この貴重な機会にご参加してみてください。
